[ITコンサル]2つのマネジャータイプ

コンサルタントでいると、マネジャーに大きく2つのタイプ、営業タイプとPMタイプに分かれると感じる。当然、その中間的な人もいるがあまり多くないように思う。
コンサルティング業界に入りたいと思う人に向けてまとめてみる。

目次

  1. そもそもコンサルティング業界におけるマネジャーとは
  2. コンサルタントとマネジャーの関係
  3. 営業タイプのマネジャー
  4. PMタイプのマネジャー
  5. 結論、コンサルタントによって良いマネジャー

そもそもコンサルティング業界におけるマネジャーとは

コンサルティング会社では大きく3つのランク(職位)がある。私は比較的大きな外資系コンサルティング会社の経験しかないので、国内だったり、領域特化のコンサルティング会社では異なるかもしれないが。
また、私自身が以下の分類でコンサルタントのランクなので、マネジャーや、パートナーランクについては正確ではないかも(情報が不足しているかも)しれない。
コンサルタント
一般企業で言うところの平社員や、チームリーダー、係長レベルのランクで、主な業務は、調査、資料作成だ。
案件によるものの、基本的にクライアント先に常駐、1案件に100%アサインされ、案件が終わるごとに別案件へと移っていく。
主に、調査や作成した成果物の品質、ユーティライゼーション(案件へのアサイン率。案件と案件の間に空白期間を作ってしまうと下がる)で評価される。
マネジャー
一般企業で言うところの課長、部長のランクで、主な業務は、プロジェクトマネジャー、営業(既存顧客の継続、新規顧客の開拓)で、何かしらの社内プロジェクトの責任者になっていることも多い。
基本的には複数案件(2、3件が多いように思う)を掛け持ち、プロジェクトマネジャーとして各現場を移動しながら、コンサルタントの資料レビュー、ミーティングのファシリテーション、提案機会を見つければ営業としては提案書の作成、プレゼン等を行う。
主に、ユーティライゼーションと営業(売上)で評価される。
パートナー
呼び方は、ディレクターやプリンシパル等、企業により少々異なる。
一般企業で言うところの部門長、役員のランクで、主な業務は、プロジェクトでは最終責任者、重要顧客や特定領域における顧客のリレーション維持・開拓、また、会社における何かしらの戦略の一部を担っている。
営業(売上)で評価されているように思うが、正直このランクの人たちについてはあまりよく分からない。重要なパイプを持って、安定的な売り上げを上げている人がプロモーションしているように見える。

コンサルタントとマネジャーの関係

前述の通りだが、コンサルタントは現場の作業員、マネジャーはその監督官の関係であり、コンサルタントにとっては密にコミュニケーションすることが多い。
コンサルタントは、案件が終わるごとにマネジャーが変わり(つながりのある案件でマネジャーが同じになる場合も多いが)、また、案件の内容もさることながら、マネジャー次第で案件が楽しくも辛くもなるし、楽にも大変にもなるため、どのようなマネジャーにあたるかは結構大きな関心事で、(多くはないが)案件を選択できる場合にはマネジャーで選んだりもする(稀にマネジャーを無視できるくらいよくできたコンサルタントもおり、その場合はマネジャーなど関係ないが)。
5年ほどコンサルタントを経験して、大きく2つのタイプがあるように思うのでその違いとコンサルタントによっての良し悪しをまとめてみる。

営業タイプのマネジャー

これは、売上の向上を優先するタイプのマネジャーで、営業ばかり行っている。基本的に現場は(問題が起こらない限りは)コンサルタントに任せきりで、提案機会を見つけたときだけ現場に来て提案を行う。
基本的には現場は上手く進めてさえいれば(クライアントからクレームがなければ)干渉してこないがサポートもあまりない。
現場のコンサルタントとしては自由に案件を進められるためやりやすい反面、経験の少ない業界、業務であるとサポートが少なく苦労する場合が多い。
また、得意な業界、業務であった場合も、自身のスキルの範囲で案件を進めることとなるため、すでに知識・スキルのブラッシュアップはできるが、あまり新しい知識・スキルが身に着かないことが多い。
さらに悪いことは、このタイプのマネジャーだと悪い評価となることが多い。そもそも現場の働きを見ていない上、営業観点ではコンサルタントは安くてよく働く方が良いため(プロモーションして単価が上がれば、利益率が低くなるし案件にアサインしづらくなるため)適正な評価をしてくれないことがある。
当然、個人差もあるため、評価はしっかりしてくれる場合もあるが、経験上はハズレ上司となる場合が多い。

PMタイプのマネジャー

PMタイプのマネジャー 現場が好きであったり、教育熱心なタイプで、コンサルタントの面倒見がいいが、言い換えれば、現場への干渉が強い。
マネジャーとは頻繁にコミュニケーション取りながら案件を進める形になるため、マネジャーの持つ知識・スキルを身に付けられることが多い。良いことに、このタイプのマネジャーは現場が好きなだけあり、経験上はスキルが高い場合が多い。
現場をよく見ているため、適正な評価をしてくれることが多い。

結論、コンサルタントによって良いマネジャー

私の経験上は、PMタイプのマネジャーが自身の成長、評価の点で良いと感じる。マネジャーにプロモーションした際には営業目標が課せられるので、営業タイプのマネジャーを見ておくことも必要ではあるが、それは所内業務(ソリューション開発等)で十分であるように思う。
とはいえ、コンサルタントとしてはマネジャーを選べない場合が多いため、運次第だなとつくづく思う。
良いマネジャーに当たった時に気に入られるようにして、ほかの案件でも引き抜いてもらうようにするくらいしか努力の仕様がない気がしている。

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